汚部屋の片付けを始めようとすると、何から手をつければよいか迷う方は多いようです。
特に悩みやすいのが、大量に出てくるゴミをどう分別すればよいかという点です。
この記事では、片付けの際に迷いやすいゴミの分別の考え方と、出し方の基本を紹介します。
片付けで分別に迷うのは、誰にでも起こることです
部屋に物が増えすぎると、ゴミと必要な物の判断自体が難しくなっていきます。
分別のルールが複雑に感じられ、片付けが止まってしまう方も少なくないようです。
まずは分別の基本を知ることで、作業を進めやすくなります。
ごみの分別区分の基本を押さえる
可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみの考え方
多くの自治体では、ごみを「可燃ごみ」「不燃ごみ」「資源ごみ」などに分けています。
生ごみや汚れた紙は可燃ごみ、陶磁器やガラスの破片は不燃ごみとされることが一般的です。
缶・びん・ペットボトル・古紙・古布などは、資源ごみとして分ける自治体が多いようです。
分別ルールは自治体によって異なる
分別の区分や出し方は、お住まいの自治体ごとに細かく異なります。
同じ市内でも地区によってルールが違う場合があり、公式サイトでの確認が安心です。
汚部屋で特に迷いやすいゴミ
大量の衣類・布団
汚部屋では、衣類や布団が大量に出てくることがよくあります。
量が多い布団は、自治体によって粗大ごみ扱いになる場合があるため注意が必要です。
古着として回収に出せる状態かどうかも、あわせて確認しておくとよいでしょう。
紙類・雑誌・段ボール
新聞や雑誌、段ボールなどの紙類は、資源ごみとしてまとめて出せることが多いです。
湿気や汚れがひどい紙は資源にできず、可燃ごみになる場合もあります。
割れ物・陶磁器・ガラス類
食器やガラスの破片は、不燃ごみとして出すのが一般的です。
ケガを防ぐため、新聞紙などで包んでから袋に入れると安全です。
通常のごみ収集には出せないもの
家電4品目は別ルートでの処分が必要
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目は、家電リサイクル法の対象になっています。
これらは通常の粗大ごみや不燃ごみには出せず、収集してもらえません。
購入した家電量販店に引き取りを依頼するか、家電リサイクル受付センターに申し込むのが基本の流れです。
指定の引取場所に自分で持ち込む方法もありますが、事前の確認が必要です。
スプレー缶や乾電池などの危険なごみ
スプレー缶や乾電池、体温計なども、通常のごみとは分けて出す必要があります。
穴を開ける・開けないなど、取り扱いのルールも自治体によって異なります。
携帯電話・小型家電は回収ボックスへ
携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電は、自治体の回収ボックスに出せることがあります。
区役所や公共施設などに設置されており、投入口に入る大きさのものが対象です。
個人情報が残ったままにならないよう、データを消去してから出すようにしましょう。
大きな家具・粗大ごみの出し方
家具など大きなものは、多くの自治体で粗大ごみとして扱われます。
電話やインターネットでの事前申し込みが必要になることが一般的です。
申し込み後に処理券を購入し、指定の収集日までに記入して貼り付けておきます。
収集までに日数がかかることもあるため、早めの申し込みが安心です。
家具の搬出だけを業者に依頼できる自治体や事業者もあります。
「無料回収」をうたう無許可業者には注意
家電や家具を「無料回収」とうたうトラックを見かけることがあります。
一般廃棄物の収集運搬の許可を持たない業者による回収は、法律違反にあたる場合があります。
高額な料金を後から請求されるなどのトラブルも報告されています。
業者に依頼する際は、無許可業者の見分け方を事前に確認しておくと安心です。
高額な請求に納得できないときは、消費者ホットライン「188」に相談する方法もあります。
ゴミを分別しながら片付けを進めるコツ
片付け全体の進め方は、こちらでも詳しく紹介しています。
一気に仕上げようとしない
すべてを一度に分別しようとすると、途中で手が止まりやすくなります。
部屋の一角やひとつの引き出しなど、範囲を区切って進めると続けやすくなります。
「捨てる」「迷う」「残す」に分けてみる
まず物を「捨てる」「迷う」「残す」の3つに分けてみると、作業が整理しやすくなります。
判断に迷う物は無理に即決せず、ひとまず別の箱にまとめておいても構いません。
ゴミ袋と置き場所を先に決めておく
可燃・不燃・資源ごとに袋や置き場所を決めておくと、作業中の迷いが減ります。
分別しながら進めることで、あとでまとめて仕分け直す手間を省けます。
自分で分別しきれないときは
ゴミの量が多く、分別だけでもかなりの時間がかかることがあります。
すべて自分で終わらせようとせず、無理のない範囲で進めれば十分です。
業者に依頼した場合の具体的な流れは、こちらで紹介しています。
清掃を業者に依頼する場合の料金の目安は、こちらでも紹介しています。
料金や片付けに迷ったときは
料金を比較しながら進めたいという方もいると思います。
複数の業者から料金を比較したい場合は、無料の一括見積もりサービスを利用すると、手間を減らせます。
まとめ
汚部屋のゴミは、可燃・不燃・資源ごみなどに分けて出すのが基本です。
家電4品目や粗大ごみなど、通常の収集に出せないものは別の手続きが必要になります。
量が多く自分で進めるのが難しいときは、業者に相談することも選択肢のひとつです。


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